お家の防犯対策について

テレビでも、空き巣被害のニュースを見ることがありますよね。
特に戸建てでは、自分たち自身で防犯対策を行う必要があります。
今回はお家の防犯について、具体的な対策例をご紹介いたいと思います。


○照明とタイマーの活用

まずは、照明とタイマーの活用についてご紹介します。
明るい照明は不審者を寄せ付けにくいです。
家の周囲や玄関、庭などにセンサーライトを設置することで、不審者の侵入を防ぐことができます。

また、外出時にはタイマースイッチを活用し、定期的に照明を点灯させることで、在宅しているような印象を与え、家の防犯効果を高めることができます。


○鍵とドアのセキュリティ強化

次に、鍵とドアのセキュリティ強化についてご説明します。
まずは、頑丈な鍵の取り付けが重要です。

特に玄関や裏口など、侵入しやすい箇所には防犯性の高い鍵を選ぶことをお勧めします。
また、ドアや窓の補強には、防犯フィルムや補助錠の取り付けなども効果的です。
これらの対策により、不審者からの侵入を防止することができます。


○監視カメラとセキュリティシステム

さらに、監視カメラとセキュリティシステムの活用についてお話しします。
近年では、高性能な監視カメラやセキュリティシステムが普及してきました。

家の周囲や重要な出入り口に監視カメラを設置することで、24時間体制での監視を行うことができます。
また、セキュリティシステムにはセンサーやアラームなどが組み合わされており、不審な動きがあった場合には自動的に警戒を促すことができます。


○近隣との協力と防犯活動の参加

最後に、近隣との協力と防犯活動の参加についてご紹介します。
地域の防犯活動に参加することで、より安全な環境を築くことができます。

例えば、ご近所との連携を図り、不審な人物や出来事について情報を共有することで、犯罪の予防に繋がります。
また、地域の防犯パトロールや防犯訓練などにも積極的に参加し、共に防犯意識を高めることも大切です。


以上が、家の防犯対策の具体的な例でした。
これらの対策を組み合わせることで、より安全な居住環境を実現することができますので、できることから取り入れていきましょう。


弊社ではこの他にも様々な防犯対策のご提案や導入支援も行っております。
安心して快適な住まいづくりをサポートするために、いつでもお気軽にご相談ください。

古からの習慣、地鎮祭

こんにちは。
ネオスタイル園田です。


地鎮祭は、工事の着工の際にする儀式ですが、意外にその歴史や詳細については知らない人が多いのではないでしょうか。

そんな地鎮祭について詳しく調べてみました。
地鎮祭はその名の通り、「地を鎮める、落ち着かせる」という意味。

また、「とこしずめのまつり」と読む場合もあります。

土木工事を行う際や建物を建てる際、工事中の安全や建築物が末永く建っていることを願う儀式ですね。
土地の守り神である産土大神、地を守護する神である大地主大神、土を守護する神である埴山姫大神をまつります。

その地鎮祭の歴史はとても古く、弥生時代の高床式建物の柱から、勾玉が出土した記録があります。

また、『日本書紀』に西暦690年に藤原京を鎮め祭らせたという記述があります。
そんなに古くからの記録にあるとは驚きですね。


その藤原京などの歴史的建造物からは、古代での地鎮祭で捧げられてきた品が数多く発掘されています。

当時はお金やガラス玉、金箔、水晶などの貴重品が捧げられていました。

これらは土器に入れられ、敷地の中央や四隅に掘った小さな穴に埋められました。
また、稲や麦、大豆など穀物も供えられていたようです。

現在の建築儀礼として広く普及していったのは、江戸時代後半のことです。

江戸時代後半には民家の建築技術が向上し、一般の庶民も家へのこだわりを持ち始めるようになりました。
家の方角や間取りが家族の吉凶を左右するという「家相」の考え方が人々に広まるなど、人々の家への関心が高まるとともに地鎮祭は定着し、広まっていきました。

それでは、地鎮祭の内容について見てみましょう。

地鎮祭の内容
地鎮祭の祭場は一般的に土地の中央を使用します。
清浄な場所を示すための斎竹(いみだけ、葉のついた青竹)を四隅に立て、注連縄(しめなわ)を張ります。

その中央に神籬(ひもろぎ、榊に麻と紙垂をつけたもの)を立て、そこに神様をお呼びします。

祭儀は、修祓(しゅばつ)
降神(こうしん、神さまをお招きする)
献饌(けんせん、神饌(しんせん)を供える)
祝詞奏上・散供(さんく)・地鎮行事(じちんぎょうじ)
玉串拝礼・撤饌(てっせん、神饌を下げる)
昇神(しょうしん、神さまをお送りする)というのが一般的です。

地鎮祭の歴史は長く、日本人の自然や土地の神への深い信仰心が現れている儀式なのです。

必ずしもいらない、かもしれない装備

私たちの家づくりは「注文住宅」なので、お客様のご希望やご意見はほとんどの場合、家づくりに反映させることができます。

例えば、「ベランダ(バルコニー)を作りたい」ですとか、「コンセント増やしたい」などなど、ただ反面、建てられるお家によっては、必ずしもオススメとならないものもあります。

≪バルコニー≫
マンションでもバルコニーのあるお家が多いことから、私たちとの打合せでもご希望される方は多いです。
ただ、このバルコニーの使い道を聞いてみると、「洗濯物を干すため」と応えられる方が多いのです。

お庭を持てないマンションの場合は、洗濯物を干す場所としてバルコニーは重要ですが、お庭のある一戸建ての場合、ほとんどの方はお庭に洗濯物を干すそうです。

そうすると、バルコニーの役目というのは、少なくなってしまうんですよね。

もちろん、大きめのバルコニーを作って、家族団らんの場にする、といった場合などは別ですが、もともと家の外にあるため、汚れやすく掃除もしにくいバルコニー。
お客様の想定されている使い道によっては、あえてつけるようなことはせず、その分他の場所にお金を回したりするのもいかがでしょうか?

といったようなことも、私たちはお客様との打合せで相談させて頂いています。

何十年も暮らしていくお家だからこそ、使い勝手が悪かったり、使わなかったりするような装備や設備は控え、お客様の暮らしに必要なものを充実したものにできるよう、ご提案させて頂いています。

住宅ローンと信用情報

住宅を購入する時、多くの方が住宅ローンを利用しますが、誰にでも、いくらでもお金を貸してくれるわけではありません。

この人には住宅購入資金を貸してもよいのか、いくらまでなら貸してもよいのか、といったことを「保証会社」が「審査」を行います。

そのポイントとしては、
「滞りなく、完済できるか」
「万が一返済できなくなった場合、不動産(家+土地)を競売にかけて残りを返済できるか」

の大きく2点です。


そのために、まずは借りる人の情報が見られます。

「借入希望金額や返済期間が年収に対して過大でないか」
「年齢、家族構成」
「勤務先、勤続年数、業種、企業規模」
「貯蓄状況、他社での借り入れ状況」

などです。


もし自分が見ず知らずの人にお金を貸すとしたら、こういった情報は知っておきたいですよね?
また、不動産に関しては、借入金額に対して、不動産の価格が著しく低いと判断されると、上限金額が制限されることがあります。
そして、保証会社が住宅ローンの審査をする時には、必ず信用情報を確認します。

信用情報とは、クレジットやローンを利用したことのある人が、
・過去、現在にどんな内容のクレジットやローンを利用しているか
・現在どれくらいの債務があるか
・期日どおりに返済してきたか(延滞などがないか)
といった情報です。

信用情報は個人信用情報機関に一定期間管理されていて、保証会社はこれらの機関に記録されている信用情報を見て、「過剰なローン債務が無いか」「過去の良くない情報が記録されていないか」を確認しています。

引っ掛かってしまいやすい信用情報もあるので、注意が必要です。


・携帯電話の割賦払い
携帯電話の請求は端末を一括購入していない場合、電話料金+本体端末の割賦支払いとなっています。そのため、うっかり口座の残高不足などで、携帯代が引き落としされなかった場合、信用情報には延滞として記録されてしまいます。

・公共料金
最近は、公共料金のクレジットカード払いが増えてきました。ただ、同じ公共料金の引き落としでも、口座引き落としの場合と違い、クレジットカードを利用していて延滞すると、信用情報には延滞が記録されてしまいます。

・クレジットカードの複数利用
クレジットカードにはキャッシング枠がついています。実際にキャッシングを利用していなくても、契約内容として信用情報には載っており、極端に複数あると、「いつでもたくさんのお金を借りることが出来る状況」と見られることがあります。1枚あたりの枠は少額でも、全部合わせたときに極端に総額が大きいと、希望金額まで借りられない、という可能性もあり得ます。

これら信用情報は、たった1度でも延滞してしまうとダメ、いうわけではなく、良くない信用情報も、『完済から○年経過』などの一定の条件を満たせば消えます。

保証会社と金融機関が見ているのは「返済を軽く見ている延滞常習者ではないか」という点です。
なお、結婚前後で氏名や住所が変わっても、信用情報は載っています。

心当たりがあり、審査が不安な方は「昔延滞した事がある(かも)・・・」と金融機関の担当者や住宅会社に相談してみましょう。

大事な大事な住まいの地盤

先日、夜中に携帯の緊急地震速報が鳴り、ビックリして目が覚めました!


私が日々お客様とお会いする中でも、
お客様から「○○さんで建てる家は地震に強いですか?」
という質問が多くなりました。


もちろん当社で施工する家は耐震性にもこだわっていますが、
これからの「地震に強い家」には"地盤"へのこだわりも大切なのです。


いくら建物が地震に強かったとしても、地盤が弱ければ、
地盤ごと建物が崩れてしまいます。


そのため、家づくりを行う際には、
「安全な地盤の土地を選ぶこと」が重要で、
地盤が安全かどうかを調べるのが"地盤調査"です。


そして、必要に応じて地盤を補強したりするのが"地盤改良工事"です。


ちなみにこの"地盤改良工事"、
100万円ほどかかる場合も珍しくありません。


ただ、この「必要な場合は」というのが重要なポイントなのです。


というのも、どんな人でももちろん安全な地盤に家を建てたいですよね?


ただ、地盤を調査する会社によっては、不要な、
または過度な地盤改良工事を勧めてくる場合があるのです。


なぜなら、
地盤を調査する会社が地盤改良工事を請け負うことが多いからです。


当然、地盤調査をする会社からすれば、地盤調査だけをするよりは、
地盤改良工事もした方が利益を取れますから・・・。


とは言っても、普通、住宅会社でも、
その地盤改良工事が本当に必要なのかどうかを判断するのは難しいのです。


だから、当社では、全国6000社の住宅会社のネットワークを利用した、
安心して地盤調査をお任せできる会社に、地盤調査をお願いしています。


なぜ安心してお任せできるかというと、地盤改良工事を請け負わず、
地盤調査だけを専門に行っている会社だからです。


だから、過度な地盤改良工事を行う必要がなく、
安心してお任せできるので安心です。

家づくりは高いお買い物です。


だからこそ、無駄なお金をかけず、
しかもしっかり安全な暮らしを送れるよう、家を建てる地盤から、
私たちはこだわっています。

猫と暮らす家と家づくり

突然ですが、皆さんは家族の一員として、ペットを飼っていますでしょうか。
新型コロナウイルス以降、多くの人々がペットを家族に迎え入れ、その中でも特に猫の人気が急上昇しています。


そこで、今回は、猫の気質を理解し、それに合わせた家づくりのアイデアを提案したいと思います。


まず猫の性格について皆さんは何を思い浮かべますか?


かわいい、好奇心旺盛、時々甘えたい...など猫は自由気ままな生き物で、その気持ちは日々変化します。
そんな猫の特性を考慮して、家づくりを考えると、どのような要素が重要になるでしょうか。

一番大切なのは、何と言っても猫の安全。

猫は繊細な生き物で、大きな音に驚いた拍子に窓から飛び出してしまう可能性もあります。それはもちろん我々飼い主にとっても猫自身にとっても、非常に大きなリスクとなります。

そうした危険を避けるための一つの対策として、内ドアの設置が推奨されます。

また、猫は外の世界に強い好奇心を抱く生き物です。
この内ドアは、ただ単に窓やドアからの脱走を防止するだけでなく、窓を開けたときにこの内ドアを通して外の新鮮な空気を感じることができます。内ドアを設けることで、猫は安全な状態で外の世界とつながることができ、ストレスの軽減だけでなく、心身の健康維持にもなるでしょう。


次に、猫が満足感を得られる遊び場の設定が必要です。


キャットウォークやキャットステップの設置は、猫の上下動を促進し、散歩代わりにもなります。スペースが限られている場合、収納とキャットステップが一体化となった家具もおすすめです。


さらに、ペット用フローリングを選べば、爪の傷もつきにくく、滑りにくいので、猫にも人間にも嬉しい機能が盛りだくさんです。


一度コンセプトが明確になれば、それに沿った具体的な計画を進めていくことが可能となります。
例えば「猫第一!猫ファーストの家」や「猫も私たちもうれしい機能が充実した家」などなど...コンセプトが決まれば家づくりに必要な要素が見えてくるかと思います。


猫それぞれに個性や性格があり、その違いを理解し尊重することは、幸せな共生に欠かせません。
猫に最適な環境を提供し、ストレスを最小限に抑えることで、生活の質を向上させることができます!

お互いが安心して過ごせる家づくりをしましょう!

家づくりの流れ

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家づくりの流れ

01. 予算を決める    
まず、「家にどの位お金をかけるのか?」

「月々の支払いをいくらぐらいにしたいのか?」を考えます。

家を建てるには、

土地代・建物代・手続き代・引越し代・家具代など、

色々とお金がかかるものです。

それらをふまえて、

家を建てる総額を算出していきます。


また、住宅ローンを組む場合は、

お客様に合った最適なシミュレーションを

行ったうえで借入できる金額を確認します。
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02. 敷地を決める

お客様が家を建てる場合に、

住みたい地域・広さ・予算を考え、

最適な土地を探していきます。

その際、注意しておきたいことが
用途地域・建ぺい率・容積率・

地盤の強度・給排水の状況などです。

土地に対して

「どれくらいの大きさの家が建つか?」

「車は何台停める必要があるか?」など、

家族のライフスタイルにより

家の形がそれぞれ異なるので、

これらのことは土地探しと

一緒に考えておく必要があります。

また、地盤の強度が弱いと

地盤補強をする必要もでてきます。

地域によって違いがあるので、

事前に近隣のデータを確認して

余計な出費を抑える必要があります。


03. 家のプランを作成

外回り(土地に対しての

建ぺい率・容積率・高さ制限・


近隣との後退距離・高低差・日当たりなど)を

考慮しながら決めていきます。

ここで大事なことは、

お客様から出来るだけたくさんの要望を

お聞かせ頂くことです。

ライフスタイル・家のコンセプト・

趣味・家族構成・間取り・

部屋数・外観のイメージなど、

事細かくお聞かせください。

それらを踏まえたうえで、

お客様に合った最適なプランを作成していきます。

妥協せず何度も何度も家族と話し合い、当社との話し合いが必要となります。
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04. 見積もり・資金計画打ち合わせ

基本的には、03でお話して決まったプランで

見積もりを提出しますが、

工事費以外でもかかるお金がある

ということを把握しておくことが大切です。

必要備品でいうと、カーテン代・照明器具・エアコンなど。

証明書関係でいうと、

登記費用・火災保険・ローン保証料・手数料などです。

これらの費用は建築会社によって入っているもの
入ってないものがあるので、
見積もりと資金計画書を照らし合わせての確認が大切です。


05. 契約

お客様がプランや見積りにも納得され、

当社のことも信用して頂き、

はじめて契約をむすぶこととなります。

ここまで来る過程で、

住宅ローンの仮審査が通っている場合が多いので、

ここからが本審査となります。

建物の図面、契約書の写しが必要になりますが、

仮審査が通っている場合であれば、

通常問題ありません。

それと同時に建築確認申請を市役所に提出します。

申請には約2週間程かかります。

申請許可が出たら、いよいよ着工となります。


06. 地盤調査

「地盤が軟弱ではないか?」

「地盤補強の杭は何メートル必要か?」

といったことを地盤調査会社に依頼し、

その結果をもとに保証保険に加入して頂きます。

保証保険に加入することにより、

万が一地盤が沈下した、その他の天災があった場合

最大5000万まで保証されます。

また、10年や20年といった保証期間も

選ぶことが可能です。

通常であれば建物自体にも保証会社を付け

10年間の保証に加入して頂きます。
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07.上棟・内部造作工事     

屋根が出来た段階で電気の配線等を

再度打ち合せさせて頂きます。

事前に図面、3Dパースなどを使いながら

イメージは説明しているのですが、

構造体が完成した段階で

現場に行き目視で確認した方が、

お客様もイメージしやすいことが多いので、

再度現場でコンセントの位置や家具の配置を確認します。

何度か現場にいくことで、

お客様自体も家ができるまでの変化を楽しめます。

変更したい箇所、追加工事などある場合は、

早めのご連絡であれば対応可能です。


08.完了検査

当社と一緒に確認して頂きます。

外壁・窓・玄関ドア・フローリング・

クロス・キッチン・トイレ・洗面化粧台・

収納棚・暖房器具・照明器具・コンセントなど、

万が一不備があった場合は

お客様の納得がいくまで責任をもって対応致します。

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09.完成・入居     

登記手続きや各種手続きが終われば

いよいよ完成、そして入居となります。

お疲れさまでした。

お客様が喜ぶ姿を見ることが、

当社にとっては一番嬉しい瞬間です。

ご家族の幸せが詰まった家として

長く住まわれることを願っています。
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10.アフターケア(注文住宅の場合)  

1年・3年・5年・10年といった期間で

定期点検を行います。

この期間外でも不備があれば、

すぐに対応致します。お気軽に電話ください。

...
ここまで読んで頂き

ありがとうございました。

何かわからないことがあれば、

ネオスタイル広島まで

お気軽にご相談ください。

お客様が納得行くまで無料で説明致します。

家づくりに思い込みは禁物?!

家づくりをしている中で、間取りを決め、予算を決め、土地を決めてなど
決めないといけないことがたくさんあります。

いつ建てるのがベストなのか?
どんな家がいいのか?
予算はどれくらいなのか?
どこの場所で建てるのか?
どこの会社に頼むのか?

ネットや本、知人友人からのアドバイス、住宅会社の営業マンからの提案などを通して情報を得て決めていきます。
しかし、たくさんの情報が溢れていて、何が間違っていて何が正しいのかを判断することが難しく、思い込みで決めてしまうこともしばしばあるかと思います。


ニュースや本などに出ている言葉でアンコンシャス・バイアスというものがあります。


これは無意識の思い込みという意味の言葉で、自分自身の過去の経験や知識、価値観などから、本人では中々気付けない物の見方の偏りを産んでしまいます。


それが原因で、判断を誤って失敗をしてしまうことがあるかもしれません。


例えば、

家づくりで、まず住む場所を決めないといけないと思い込み土地を探す。
そこから、間取りを決めて、どんな仕様にするのかを決めていきますが、
住宅ローンが通らなかったり、総額予算が合わなかったり・・・


家づくりの順番を思い込みで土地からということで考えた結果、建物そのものの予算を度外視した為、結局振り出しに戻ってしまうということがあるかもしれません。
(もちろん土地探しから行うのが悪いと言っているのではなく、土地が無いエリア、地価が高いところを検討する場合や住む場所を第一優先に考えた場合は効率的に進められます)

また、思い込みは悪い結果を産むだけのものでもありません。

一度家を建てたことがあって、過去の経験からその思い込みによって正しい判断を行えることもあるかと思います。
大事なことは、どこかに思い込みがないかを考えてみることで自分自身とまた家族としっかり向き合って、判断することだと思います。


家づくりは、一生に一度と言われることもありますが、そもそも本当に一生ものなのか?


言葉の意味をそのまま鵜呑みにすることなく、それが事実なのか、解釈なのかを考えてみると、新しい気づきがあるかもしれません。


思い込まず、縛られることもなく、自由な発想で、楽しく家づくりを行っていきましょう!

住まいのダニ対策、していますか?

最近の住宅は気密性が高いため、
一年中、快適な温度を容易に保ってくれます。

しかし、どんなに性能の良い住宅でも、きちんとお手入れしなければその良さも半減してしまいます。
快適な住宅は、実はダニにとっても快適な状態になっているかもしれません・・・
ちょっと怖いですね。

今回は、この目に見えないダニを対策する方法を考えていきましょう!

ダニの死骸やフンは、アレルギー症状などを引き起こすことは知られています。
ダニが好む環境は湿度70%以上の環境。
高気密住宅で、この湿度になってしまうと、たちまちダニの住処となってしまいますね・・・


それでは、どうすればよいでしょうか。


まずはエアコンの除湿機能などを利用して、室内の湿度を60%以下に保ちましょう。
これだけでダニの繁殖を防ぐことができます。


それから掃除機がけです。
掃除機のパワーを強にして、1㎡あたり約5分かけ、ダニやダニの栄養源であるホコリを丁寧に取り除きましょう。


掃除機をかけることで吸い取られるだけでなく、一部は室内に舞い上がってしまいます。
掃除機をかけた後は、室内2か所の窓を開け1時間ほどしっかりと換気をします。
毎日のお掃除の仕方でもほんの少し意識するだけで、ダニの繁殖を抑えることができるんです!


次にダニの温床となりがちな寝具。
布団は天日干しが有効です。
夏は紫外線が強く、熱がこもりやすいので、片面1時間をめやすに裏表まんべんなく日に当てます。


干した後は、片面40秒ほど掃除機をかけておくと布団に残ったダニの死骸を取り除けます。
マットレスなど、外に干せない場合は布団乾燥機などを活用するのもよいでしょう。


また、クローゼットや押し入れの中も心配ですね。
クローゼットやタンスに入れっぱなしの衣類は年に1~2回、風をあてて湿気をとる「虫干し」を。


虫干しのタイミングは、2~3日晴天が続き、空気が乾燥している10~14時の間。
風通しのよい日陰で2~3時間干しましょう。


特にたまにしか着ない礼服などはカビも心配ですね。
しっかりチェックしておきましょう。


衣類を干している間は、クローゼットや押し入れの扉も開けっ放しにして、風を通します。
クローゼットや押し入れに防湿材を入れておく場合は衣類の下のほうに設置しましょう。


こまめなお手入れで、長く快適なマイホームを楽しみましょう!

お家の価格と工期

良い土地を見つけて「いよいよお家を建てよう」と決めたら、新居が完成する時期に合わせた引っ越しを考える必要があります。

お子様のいるご家庭などでは、
「子どもの入学や進級に合わせて4月から新居での生活を始めたい、そのため3月に入居したい」
など、希望の入居時期がある場合も多いでしょう。


この時、建売住宅であれば、完成済みの物件ならすぐに入居が可能です。

完成前の物件でも完成時期は予め決まっているため、希望の時期に入居できるかどうかはすぐにわかります。

しかし注文住宅の場合、希望の時期に入居するためには、工期から逆算して、間に合うように着工しなければなりません。
今回は、希望の時期に入居するために知っておきたい、注文住宅の工期の目安についてお伝えします。

住宅の工期と価格の関係
工期とは、建物の着工から完成までにかかる期間のことです。

一般的に、注文住宅を建てる場合の工期は、2~6か月程度であることが多いです。

しかし、2か月と6か月では大きな差で、3月に入居できるのか、または11月に入居となるのか、計画を立てにくくなってしまいます。


そこで知っておきたいことが

「基本的に価格が高い住宅ほど、工期が長い」
逆に言うと
「工期が長い住宅ほど価格が高い」という考え方です。

住宅の価格は、使用する建材や設備の価格によっても当然変わってきますが、工期が長くなるほど人件費が多くかかるため、価格が上がる、というのが一般的です。


「価格が高いな」と感じる住宅を建てる場合、工期もほかよりも長くかかるケースも多々あります。

依頼する業者によっても変わる工期
価格帯によって工期が変わってくるということは、注文住宅を依頼する業者によって工期の目安も異なると言えます。

〇ハウスメーカー:2~4か月
ハウスメーカーに依頼する場合の工期は、2~4か月ほどが一般的です。
ハウスメーカーによって建材や工法にかなり違いがあるため、工期にも違いが出てきます。

ただし、ハウスメーカーは余裕を持たせた工期を設定している場合が多く、家づくり計画当初の期日に住める場合が多いです。
大手ハウスメーカーで、比較的坪単価が高めの会社の場合は3~4か月の工期が目安です。

一方、低価格を売りにしているハウスメーカーの場合は、人件費も抑えることで低価格を実現しているケースが多く、工期も2~3か月とやや短めな場合が多いです

〇地場工務店:4~5か月
地域密着型の小規模工務店に依頼する場合、工期はハウスメーカーよりやや長く、4~5か月となる場合が多いです。

ハウスメーカーのように工場で部材を大量生産しているわけではないため、現場で必要になる作業が多くなるためです。
しかし、ハウスメーカーのように大々的に広告宣伝行ったり、モデルハウスを持っていなかったりするため、工期が長めな割に価格は抑えられるケースも多いです。

〇設計事務所:6か月以上の場合も
設計事務所に依頼する場合、1から設計した家を建てることになるため、工期も長めになることが多いです。

そもそもこだわりが強く、オリジナルな家を建てたい人が設計事務所に依頼することが多く、それに伴って工期も長くなることが多いです。

どんな家を建てるかにもよりますが、半年ほどの工期となるのが一般的で、中にはさらに長い期間がかかる場合もあります。

これらの工期を参考に、お引越しの時期などを計画すると良いでしょう。