湿度を保って快適な暮らしを


お部屋の乾燥対策
空気の乾燥は、お肌や体調にさまざまなトラブルをもたらします。乾燥していると体内から水分が失われ、むくみや鼻水、関節の痛み、さらには胃が荒れたり皮膚のかゆみなどの症状がでてしまうことも。また、風邪やインフルエンザにも感染しやすくなります。お部屋の空気に潤いを与え、常に快適な空間づくりを心がけましょう。

加湿器を活用してお部屋にうるおいを
乾燥しているときは、加湿器を活用して湿度を調整しましょう。理想的なお部屋の湿度は40~60%と言われています。加湿器の置き場所は、カビが発生しやすい窓・壁際や換気扇の下を避け、お部屋の中央付近に置くのがベストです。加湿器にはいくつかの種類があります。それぞれの特徴をチェックして、お部屋に合った加湿器を選びましょう。


手軽にできる
かんたん加湿アイディア

お部屋に観葉植物を置く
植物は吸収した水分を葉っぱから出す「蒸散」の働きがあるため、観葉植物を置くと天然加湿器になってくれます。葉っぱの大きい植物の方がその分蒸発する水分が多いため、よりお部屋を乾燥から守ってくれます。

入浴後の浴室ドアを開けておく
入浴後すぐにお湯を抜かず、しばらく浴室のドアを開放することで簡単に加湿ができます。ただし、蒸気が留まるとカビの原因になるため、サーキュレーターなどで空気を循環させましょう。

カーテンを洗濯して部屋干しする
濡れたタオルを干すのも効果的ですが、この機会にカーテンを洗濯してみませんか。洗ったカーテンをレールに取り付けて、部屋干しすれば乾燥予防に。カーテンも清潔になり気持ちよく過ごせます。


それって逆効果かも!?
NG乾燥対策

水分の過剰摂取
乾燥するからといって、冷たい水を一度に飲み過ぎると、身体が冷えて内臓の働きが低下してしまいます。水分を摂るときは、常温か温かい水をこまめに摂るようにしましょう。

加湿器にミネラルウォーター
加湿器の中にミネラルウォーターや浄水器の水を使用すると、かえって雑菌が増えやすくなります。
加湿器には、塩素で消毒された水道水を使用しましょう。